LongCovid-2身体の空間安定性

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背景臓器の存在と時空間安定性

症状を発する臓器の解析は、その背景臓器との関連性を意識することが重要です。
現代医学には咳ならば肺や気管支、嗅覚障害なら鼻など、症状を出す臓器にしか視点がありません。実は、この視点が大きな問題を生んでいるように感じています。診察をして実際に感じるのは肝臓や脾臓などの実質臓器の鬱血や管腔臓器の鬱血が殆どです。これが…何故、コロナ後遺症の症状と結びつくのか?ということをお話しします。それは症状を出す臓器と症状を出す臓器に力をかけている臓器があるということの認識が重要になってきます。

1.身体は多種の臓器が形成した一つのシステム
臨床で患者さんの身体を診ていると「身体は素直で必要とされる症状を出しますが…これは身体が出来るだけ、その身体の生を全うすること」に起因して起きている症状に他なりません。その根源的な力は身体が時空間での身体の安定性を維持しよとすることです。時空間安定性を失った身体はアンバランス性を有して今生きている時空間内では、その生を維持できません。それは時空間内で身体が一つのシステムとして機能できないからに他ならないからです。

2.原子の空間安定性について
例えば、この様な現象は原子に見られます。ヘリウムは陽子が2つで電子が2つなので安定性があります。一方の水素は陽子が2つで電子が一つなので不安定です。この不安定さを利用すればエネルギーに使えますが…空間安定性という意味からすれば、ヘリウムは水素にないほどの空間安定性を持っています。これは人間が時空間内に生きることや病気への意味合いと同じことです。

空間安定性
(ヘリウムと水素の空間安定性について)

3.人体の時空間安定性について
人間って縦長だし、安定性と言っても原子とは違う様な違和感があるのが普通だと思います。この概念を変えてくれるのは「傷寒論」です。「身体に対する見方」って色々とあるんだな…と感じました。その概略と相関する時空間バランスについてお話します。このことを全て話そうとすると一冊の本になってしまいますので概略のみ説明します。

身体は運動する次元運動により3つに分けることができると推測されます。1次元運動臓器群・2次元運動臓器群・3次元運動臓器群という言葉を使える用です。1次元的運動臓器群は腸を中心としており、2次元運動臓器群は肺が主体、3次元的運動臓器群は頭部・季肋部の実質臓器・骨盤内臓器に分けることができる。その3つの次元的運動臓器群が連携し一つの3次元的システムを作り時空間バランスに対応するように構築されているのが人体と考えることができます。

このことは身体が時空運動の安定性の上に成り立っていることを示唆しています。

3:数字からみた現代医学と漢方医学との接点(次元運動)
傷寒論はとても理論物理学的な側面があり、ここが漢方医学と一般医学の橋渡しの考えになる可能性が強いと思われます。傷寒論の基本概念の陰陽観(2の観念)と三陰三陽観(3の観念)は線:直線運動と面:円運動と考えれば身体の基本的は単純な運動に支えられていると指摘することができます。

傷寒論にはありませんが、五行の「5」は「陰陽=2(2の観念):直線:一次元運動=線:直線運動:1次元運動」と「三陰三陽=3(3の観念):平面=面:円運動:2次元運動」の間にあり「無限大の8の字運動」を持っている形が基本です。この運動をより実際的に捉えれば「産土力(うぶすなりき)と言い万物を生む力」=「直線運動(2):1次元+円運動(3):2次元」=「コイル状の運動(5):3次元」になります。

また、以上の様な物理的視点を利用すれば「傷寒論医学は理論物理と近い学問」だと推測できます。理論物理では「2=陽子と電子」・「3=中性子を構成するカラー価」の視点があり、この視点は漢方医学と一般医学への橋渡しをする重要なポイントでもあると考えています。これから先は傷寒論医学を物理的視点で一般の人に分かる様に解析する時代が待っているのでしょう。

4:空間安定性を基盤にした医学と理論物理
上記の様に、身体は生物学的なものである反面、物理的解釈から時空間に生存している身体ですので時空間安定性を持ち、その生を全うしていると考えることができます。この観点は現代医学にはありませんが、この様な考え方により色々な医学が一つにまとめ上げられ、より強力な医学が作られる基盤になると考えられます。

2021/10/20
すぎ内科クリニック
院長:杉

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