Menopause更年期障害:骨盤部の特殊性

1. 更年期障害の概略 2.更年期障害:骨盤の特異性
3.骨盤の特異性(一般向け) 4.骨盤の特異性(専門家向け)
5.更年期障害の症状と視点 6.当帰芍薬散の解析(更年期)
7.加味逍遙散の解析(更年期) 8.桂枝茯苓丸の解析
9.桃核承気湯の解析 10.通導散の解析
11.症状出現臓器と症状基盤臓器 12.リウマチと骨盤
13.当帰剤への視点 14.駆血剤への視点

骨盤部の特殊性

次は生理を起こしている「骨盤部の機能」について考えてみると面白いことに次々に気づいて行くと思います。難しく考えているから分からないことも「子供の様な視点」によって真実は明かされていくと考えています。大人の視点の殆どは受験勉強により常識をたたき込まれ、「常識が今現在の正しさでしかなく将来には別の常識があること」に気づかないことが欠点です。この常識の視点を打破して物事を見つめるのには「常識に左右されない、子供の様な…そのままの心で物を観ること」が大切で、そのような視点こそが原因不明な現象の本当の姿を見つめることができる可能性が高いと感じます。

1.骨盤部と胎児

骨盤部の特殊性を胎児から話して行こうとすると一冊の本になってしまいます。そのため…今回の更年期障害の病態を理解して頂くことに関しての記事ですので、基本的に「出来上がった身体」に基づいて説明をしていきます。ただし骨盤部は非常に面白い部分と役割を持っていますので、そのさわりだけを最初に説明して行きます。
このイラストはお母さんのお腹の中にいる胎児の姿ですが…不思議に感じませんか?
頭と身体の対比を考えて見ると、基本は頭=胴体で頭に相対する形で胴体が出来てきている姿です。つまり胎児には更年期障害で悩まされる骨盤部が殆どないということです。

成長して行く身体の解析からすれば骨盤部は頭と似たエネルギー性格を持っていて、骨盤部がしっかりとして行くと共に「骨盤部のエネルギー」を基盤として身体が成長していくということが安易に推測できます。別の言葉で話すと、母体にある胎児は「頭のエネルギー」を基盤としているのに対して、出産後は骨盤部の形成がしっかりとしてきて「骨盤部のエネルギー」を基盤として成長しているという姿になります。

2.骨盤部と身体の関係性

大学で教えられる解剖学は非常に詳しく、また実際の人体解剖の実習で確認する授業を受けます。この解剖の詳しい知識を踏まえた上で人間の身体の構成を出来るだけ単純化して観察していくことが次のステップです。単純さを踏まえた身体の構造は以下の様になります。

上記の様な単純さを求めた身体の概略図を作りましたが、臨床的には殆どの場合にこの簡略図の通りの運動をしている様です。一般の方にはこの概略図から起きうる症状や治療を説明していきます。専門家の方には…この図に関して、もう少し詳しい説明をしようと思います。
一般の方への説明→
医療専門家への説明→

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