Voice患者さんの声

取れない頭痛(20代女性)

年の瀬もおしせまってまいりました。
さて、娘の○子には、この一年お世話になりました。
お陰様で 短大2年の終わりに近づき、卒業制作にはげんでおります。
(美術の勉強をしております)
来年度は付属の研究過程に進むようで、その用意もしているようです。

ふりかえると、毎年 冬は「寒い」「頭痛い」「きもちわるい」が当たり前で
家で過ごすことが多かったです。

でも この冬は いつ起きて、いつ学校に行っているかわからない
(家にいない)学生らしい生活(笑)を送っております。

先生方に ここまで持ち上げていただいて、
本当に感謝しております。

末筆ながら、皆様のご健康とご活躍を
祈っております。

専門的な見地から

頭痛と言っても千差万別です。
鎮痛剤を飲めば治る頭痛から…くも膜下出血の様な命を失う頭痛まで千差万別の頭痛があります。

内科的に問題なのは頭痛薬では治らず、加えて、ぶり返しが強く日常生活まで影響を及ぼす頭痛です。もちろん検査をしても何も見つかりません。この様な時の患者さんの日常と言えば、ほぼ日常生活を送れない状況になってしまうことが多いようです。

そして、最後には頭痛外来での診療となるのでしょう。
フェノバール剤、抗てんかん剤などが難治性の頭痛に使われることが多いようです。

一方の東洋医学では頭痛が起きる人の大半は「胃が悪い」様なことが多い様です。漢方医療の治療指針に従って治療をした結果なのですが…。

初診では生きる気力を失っている表情の女性でしたが、いまでは青春を楽しめる溌剌とした女性になって行くのを見て良かったと思っています。青春を楽しんで欲しいな!と思います。

患者さんの声 一覧へ
ページの先頭へ