Important重要なお知らせ

向精神薬・鎮痛剤投与について

■ 向精神薬投与について

当院は内科ですので、内科疾患の治療中に不眠や不安が現れる場合に、安全で効果が弱い抗不安薬や睡眠薬を投与しております。基本的には強い抗不安剤や睡眠薬を投与はしておりません。また睡眠薬のみの投与および向精神薬のみの投与は内科疾患ではありませんので、お断りする場合もあります。ご自分で投薬量を管理されている患者さんに関しては、その限りではありません。また処方日数を消費する前に来院する患者さんの向精神薬処方は、それ以降は行いません。心療内科をご紹介しております。

■ 鎮痛剤投与について

鎮痛剤を多く望む患者さんの場合も同様な対応をしております。風邪での一般薬治療や漢方治療時の一時的な腰痛や一時的な頭痛などの時に必要最低限の鎮痛剤投与を行っています。必要以上に鎮痛薬を求める患者さんには、その痛みの場所を専門に診る医療機関をご紹介することもあります。鎮痛薬にも向精神薬と同じ様に依存性があり、漫然と処方することにより症状の悪化に結びつくことがあるからです。

■ まとめ

受診されている患者さんの状態が不安定で処方量以上の内服薬を服用されていると考えられる場合には、これらの薬の投与を中止することもあります。

向精神薬や睡眠薬、鎮痛剤には依存性があり、それを服用しないと効果が発揮出来ないとの患者さんの思いもあると思います。しかしながら服用する薬の量は公的機関によって決められております。鎮痛剤に対しては月に10日以上の服用では依存症と認定されます。

当院での管理がこれ以上の無理と思われる場合には…心療内科や疼痛専門外来での治療が適していると思われますので、その時には心療内科や疼痛専門外来へご紹介する様にせざるを得ません。

ご理解を宜しくお願いいたします。

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